2021年10月16日(土)、令和3年度文化庁伝統文化親子教室事業「宮城の手すき和紙体験教室」を開催しました。
元々は9月11日(土)開催の予定でしたが、9月12日(日)までの「緊急事態宣言」の発令を受け、やむを得ず、延期となり、さらに、8月21日(土)は、オンラインでの開催でしたので、ようやくの現地開催となりました。
しかも、主な内容は、参加者の誰もが待ちに待った流しすき体験でした。
新型コロナウイルス感染症対策をしては、受付での検温と手指の消毒のほか、参加者どおしが、できるだけ、同じ部屋に長時間滞在しないような運用に変更するなど、参加者の皆様にもご理解ご協力いただき、無事に終えることができました。
原料畑の様子
受付後に通された部屋から、流しすき体験をする部屋までは、工房内の長い廊下を進みます。
その途中、建物内を川が横切っています。
そこを通るだけでもテンションが上がる子ども達。
流しすきの部屋で待っているのは、おなじみ、手すき和紙工房潮紙の紙すき職人 塚原さん。
最初に、塚原さんが流しすきの所作をひととおりやってみせてくれたり、道具の説明をしてくれたりした後で、いよいよ、体験スタートです。
いつもながら、流しすき体験を終えた参加者からの感想が、私たちの活動の励みになります。
次回は、11月27日、自分ですいた和紙でブックカバーを作ります。(「緊急事態宣言」の発令を受け、10月16日開催予定だったものが順延になりました。)
2021年「宮城の手すき和紙体験教室」
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2020年「宮城の手すき和紙体験教室」
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